【お茶とステイン、そして歯の健康のおはなし】
水分補給やリラックスタイムのお供でもあるお茶。そのお茶も、種類や摂取の仕方によって歯の健康や美白に影響があるそうです。
例えば・・・「煎茶」と「麦茶」
ステイン(着色)が付きやすいのはどちらだと思いますか?
麦茶の方が、茶色い色のため着色が付きやすいイメージがありますが、お茶とステイン(着色)の関係を調べた研究結果によると、実は「煎茶」の方が着色する割合が高くなるそうです。 そもそもステイン(着色)の原因は、タンニンと呼ばれる成分(主成分はカテキン)が歯に沈着したものですが、麦茶はこのタンニンを含まないため、意外にステインは付きにくいようです。 逆に、緑茶、煎茶、ほうじ茶、番茶、紅茶などはタンニンを多く含み、歯のステインの原因となります。唾液の量が減る就寝前に飲んだ時は、軽く水ですすぐかハミガキをしてタンニンを残さないように予防しましょう。
でもタンニンは悪い事ばかりではありません。タンニンの主成分であるカテキンは虫歯菌に対して抗菌性を示し、歯の表面への付着を抑え、さらには口臭を予防する効果もあります。 ちなみに麦茶にも、虫歯菌が歯の表面に付着するのを抑える効果があります。 麦茶も緑茶も、歯の健康に効果があるのは魅力的ですね。
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