日に日に秋が深まり、朝夕はひときわ冷え込むようになりましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
さっそくですが、前回に引き続き「CEREC(セレック)」についてご紹介させていただきます。今回はセレックを使用した治療の流れをご案内します。
①撮影(スキャン)
治療する部分を削り取って形を整えた後、3D光学カメラで撮影(スキャン)します。印象剤で歯型を採る必要はありません。
(※症例によっては歯型を採る事が必要なケースもあります)
②修復物設計
コンピューターのモニター上で歯の形態や咬み合わせの調整等をいろいろな角度から分析・設計し、理想的な形にしてデータを作り上げます。
③修復物作製
待合室にある機械(CAM)が設計されたデータを元に、機械にセットされたセラミックブロックを削り出し、修復物を精密に整えていきます。
④修復物セット
出来上がった修復物をお口の中にセットします。これで治療は完了です。症例にもよりますが、早ければその日のうちに修復物をセットする事ができます。
今回はセラミック中心のお話でしたが、種類によっては健康保険適応の物もあります。詳しくはスタッフにお気軽にお尋ね下さい。
歯科衛生士 永田優
