暑い夏も終わり、だんだん涼しい季節がやってきました。
たなか歯科医院のクールビズも終わりです。
さっそくですが、前回ご紹介できなかったCTについて、今月はお話したいと思います。
まず、CTとは・・・「三次元の立体画像を撮影できる装置」のことです。
従来のレントゲン写真は、二次元的な平面の画像ですが、CTは3Dの立体的な画像なので、たくさんの情報を得る事ができます。

どんな時にCTを活用するかというと・・・
①親知らず(埋伏歯)等の抜歯の時
親知らずの近くには太い血管があり、傷つけてしまうと最悪の場合、神経麻痺が出る事もあります。レントゲンではわかりにくい、この神経までの距離をCTでは把握することができ、安全に抜歯をおこなうことができます。
②インプラントの埋入時
骨の厚みや幅を正確にあらかじめ知る事ができるので、インプラントを埋入する際、方向や埋入量などの予想がたてやすくなります。
その他にも、歯周病治療は神経(歯の根)の治療、顎関節症、矯正等に役立てています。
CTが院内にあることによって、知りたい情報、治療経過をすぐに知ることができるのです。
簡単ではありますが、CTについて説明してみました。さらに詳しい情報をお聞きになりたい方は、ドクターやスタッフまでお問合せください。