【犬とキシリトール】

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皆さんは、犬がキシリトールを口にするとかなり危険であることをご存じでしょうか。

犬がキシリトールを摂取するとインスリンが大量に分泌されて低血糖になったり、肝臓に障害を引き起こす急性肝不全を発症する可能性があり、命に関わる場合があります。

キシリトールとはフィンランド原産の天然甘味料です。虫歯の原因となる歯垢(プラーク)や酸を作らないといわれており、歯に歯垢(プラーク)を付着しにくくしたり再石灰化を促進し、虫歯の進行を防ぐ効果があるため虫歯対策にはとても良いものです。しかも砂糖同程度の甘さがあるにもかかわらずカロリーは1g3㎉で砂糖の4分の3しかありません。ガムやアメ(のど飴)にはもちろんの事、最近ではチョコにも入っていたり、イチゴやレタス、ほうれん草などの食材にも微量に含まれています。

このように身近にあるキシリトールですが、人間は平気なのにどうして犬はだめなのか…と思うかもしれません。実は、人間と犬とではキシリトール成分を摂取した時の体の反応(感受性や代謝)が異なるようです。具体的な量は、犬種や体の大きさ、体質等によって異なりますが、低血糖症状は体重1㎏あたりキシリトールが0.1~0.2g以上、急性肝不全は体重1㎏あたりキシリトールが1.6g以上と言われているため、かなり少ない量でも症状が出ると思われます。

犬にとってキシリトールがとても危険だと知らない飼い主さんも大勢いらっしゃるかもしれません。(自分もそうでした)

キシリトールが含まれている物は犬の目に触れず手の届かない場所に保管し、誤って口にする事のないように気をつけて上げてくださいね。

柴犬

永田