筆者別アーカイブ

by たなか歯科医院
口臭治療を見学して
2008年 03月04日
こんにちは。たなか歯科医院に入社して約半年が過ぎましたが、まだまだ悪戦苦闘しているデンタルコーディネーターの中川です。

先日、口臭治療の第一人者である本田先生の治療を見学させていただきました。
最初、院長から口臭治療を学んでほしいと言われた時は、正直なところあまり積極的な気持ちはありませんでした。なぜなら、“口臭治療”なんて得体がしれないし、すごくニオイのする患者さん達と付き合わなければならないような気がしたからです。

でも、今回の研修で一気に考えが変わりました。元々当たり前のニオイなのに、ちょっとした勘違いから人生を大きく狂わせてしまうほど悩んでおられる患者さんを目の前にして、なんとか力になってあげたいと思ったからです。
特に、自分より年下の中高生の患者さんに対して感じました。彼、彼女達が、口臭を気にしているばかりに友達と大声で笑えなかったり、ふさぎこんでいて、人生で一番楽しいはずの学生時代を消極的に過ごしてしまっていることを知り、とても辛く思いました。

今はまだ、私にはカウンセリングの能力はありません。でも、勉強して、少しでも多くの患者さんの悩みを取り除いてあげることができたらどんなに素敵だろうと思いました。

中高生時代というのは、心と体がバラバラで不安定な時期であり、ホルモンのバランスが崩れるため自分のニオイが変わる時期でもあるそうです。そのため、急に自分や他人の口臭が気になり、自分の口臭が他人に迷惑をかけているのでは...?と思い込んでしまうようです。そして、気にしすぎて、あまり口をあけなくなると、逆に悪ガスが口の中にたまり、しゃべり始めにニオイが出てくる…というように、悪循環に陥ると聞きました。

ほんの少しの間違った認識が人生の楽しみを大きく減らしてしまっているように思います。もし、あなたがそんな悩みを持っておられるなら、どうか勇気を出して、当医院に相談してください。私にはまだ無理ですが、経験豊富な先輩達や先生達があなたの悩みをきっと解決してくれると思います。

デンタルコーディネーター 中川唱子
by たなか歯科医院
顎関節症とストレス
2008年 03月02日
こんにちは。院長の田中です。久しぶりに書かせてもらいますね。

現代はストレス社会と言われ、実際に不登校やひきこもり、うつ病などが年々急速に増加しているようですが、歯科の分野でも同様の現象が起こっています。

顎関節症という病気ですが、聞かれたことはありますか? 学校検診に行っても、来院される患者さんを診ていても増えてきているのを感じます。

顎関節症の直接の原因は顎の関節にかかるメカニカルストレスつまり機械的外力ですが、事故や暴力などによる外傷を除けば、ほとんどは精神的ストレスが大きな助長因子になっているのです。

ストレスがあると、それを発散させるため、人は寝ているときに食いしばったり(クレンチング)、歯ぎしりをしたり(グラインディング)します。寝ている時の力は起きている時の力の10倍以上と言われ、女性でも100kg以上の力で噛み締めているそうです。この寝ている時の機械的外力が顎の関節に悪さをして、顎関節症を引き起こします。

初期の主症状は、
“顎や顎の筋肉が痛い”
“口が開け難い”
“口を開け閉めした時に音がする”です。

約7割の人ではこれらの症状は自然に消失しますが、約3割の人では症状が持続し、中には慢性的な偏頭痛、眼底痛、味覚障害、自律神経失調などの重篤な症状に発展して、日常生活に大きく支障をきたす人もいます。但し、症状が消失したからといって、必ずしも元通りに治っているとは限りませんので、要注意です。

やはり、なるべくストレスをためない生活をする、顎に負担がかかるような生活習慣を改める等の予防的アプローチが一番大切ですね。

また、万が一、前述のような症状に気がつかれたら、できるだけ早く相談していただくことが大切です。発症直後であれば、たいてい元通りに治せますが、子供で2週間、大人で6ヶ月が経過すると、それはかなり難しくなってしまいますから。

院長 田中希代子