皆さんこんにちは、デンタルハイジニストの中山です。
今日は、掃除は道具立てというお話です。
随分昔のことですが、私が、学校を卒業して就職した歯科医院は、毎日のようにサッシのレールを拭いていました。それも人差し指に、雑巾を巻いてレールに走らせていました。毎日やっていたのできれいですが、隅っこに汚れが残ってしまうのです。
ある日、ホームセンターに行くと、サッシ戸のブラシが売られていました。即、 買いです。家に帰って早速ブラシの実力を試すべく掃除を始めました。感動の一文字です。今までの掃除は何だったのだろう?それからが掃除道具へのこだわりの始まりです。前振りが、長くなりました。本題にはいりましょう。
お口の中を掃除する時、歯ブラシ1本だけできれいにできるでしょうか。答えは、NOです。まだまだ40%のプラークが残っているのです。それは、どこでしよう。歯と歯の間です。
今、テレビのコマーシャル、言われている、隠れプラークの存在があるのです。ここを掃除するには、糸ようじや歯間ブラシを使って行います。この二つは、補助的清掃道具と言われています。補助なのですが、主役級のいい仕事をしてくれます。
当医院の患者さんにおすすめすると、「歯間ブラシは痛いからいやだ」と言われる方がおられます。歯間ブラシと言っても色々あり、100円で数本入っているものや、1本で100円以上するものなど様々です。痛いからいやだと言われた患者さんは、安く購入した歯間ブラシの模倣品をお使いでした。歯肉はやわらかくデリケートなところです。使う人の身になって作られた商品を選んで下さいとお願いしました。
次に、糸ようじ(フロス)ですが、模倣品が多いです。「使っているとすぐに切れて、1本の歯に3本使うのです」なんて話も聞いたことがあります。糸ようじは、基本的には歯肉の中のプラークをかきだす道具です。歯と歯の接触部の通過だと思っておられる方が多いです。糸ようじはテクニックを要しますので、敬遠されがちですが、慣れることが必要です。この2つの道具は目的が違いますが、どちらか1つをプラスすると、お口の中の環境が変わります。
掃除の達人目指して頑張って下さい。
デンタルハイジニスト 中山百合子