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by たなか歯科医院
歯垢と歯石
2007年 02月26日
歯垢と歯石。皆さん一度は耳にしたことがある言葉ではありませんか?

ではこの二つの違いはお分かりでしょうか?意外に、同じものだと思われている方も多いことでしょう。そこで、二つの違いを簡単に、ご説明します。

歯垢はプラークとも呼ばれてます。プラークと言うと最近、某メーカーさんの歯磨き粉のCMで”隠れプラーク”として登場したり、その他歯磨き粉のCMでも良く耳にする言葉でもあるでしょう。

歯垢(プラーク)は、食べ物の残りカスやタバコや茶しぶなどによる歯の表面の汚れとは全く違ったもので、非常に多くの種類の細菌の集団です。つまり、細菌の”塊”なのです。 歯の表面にしっかりくっついてしまっていて、うがいなどでは落とすことができません。歯垢は、もともと口の中にいる細菌が、歯の表面(特に、歯の間や歯と歯ぐきの間)に残った食べ物の細片などをエネルギー源として、どんどん数を増やし、同時に砂糖などの物質から「デキストラン」と呼ばれる非常にねばねばした、歯につきやすいのりのような物質をつくりだし、歯にべっとりとへばりつくのです。それは毎日の歯磨きで落とすことができます。だから、歯と歯の間などにある歯垢を除去する際には、フロスや歯間ブラシといった補助道具も必要不可欠になるのです。

では一方、歯石とはどんな物かというと、実は元々の正体は歯垢なのです。でも歯垢とは違い歯磨きではとることができません。

歯石がどうやってできるのかと言うと、歯垢をつけたままずっと放っておくと、細菌の死骸と唾液の成分(リン酸カルシウム)とが混ざりあって、硬く変質してしまい、歯の表面にくっつきます。それを歯石と呼びます。歯石は古くなると次第に石灰化が進行して、ますます除去しにくくなります。また、歯肉の内側のさらに奥の方にも沈着するので、歯周病を悪化させます。特に下の前歯裏は、唾液が作られる所に近い為、つき易い場所といわれています。歯石はとても硬いので、先ほども述べたように、歯ブラシで磨いてもなかなか取れません。あまり強く磨きすぎると、逆に歯や歯茎を痛めてしまいます。ですから、歯科医院でスケーラーという器具をつかい、除去します。

この二つは虫歯・歯周病の原因の一つである事は言うまでもありません。ですから、毎日の歯磨きの習慣は必要不可欠なのです。めんどくさいのかも知れませんが、お口の健康の為少なくとも、朝・夜の二回は磨いて下さい。特に夜はしっかり磨いてください。寝ている間は、唾液の分泌も少ないため細菌にとって一番活動し易い時間となるのです。そして、予防の為、定期的な検診をお勧めします。現在、当医院では、3ヶ月に一度の検診をお勧めしております。

又、当医院は、歯ブラシ指導にも力を入れております。お気軽にドクター・スタッフにお声をおかけください。あなたに合った歯ブラシ・補助道具選び、使用方法など、何度でも指導させていただきます。

私達と一緒に頑張りましょう!!